吹奏楽の世界では、楽器の名前を略称(略語)で表記することがよくあります。楽譜やパート表、編成表などで頻繁に使われるため、吹奏楽に関わるなら略称の理解は必須です。

この記事では、吹奏楽 楽器 略称をキーワードに、よく使われる略称の一覧やその意味をわかりやすくまとめました。初心者の方や楽譜の読み方に不安のある方は、ぜひ参考にしてください!


吹奏楽でよく使われる楽器の略称一覧

木管楽器の略称

楽器名略称(英語)説明
フルートFl.高音域を担当。透明感のある音色が魅力。
ピッコロPicc.フルートより1オクターブ高い音域。
オーボエOb.ダブルリード楽器。独特の柔らかい音色。
イングリッシュホルンE.H.オーボエの低音版。哀愁ある音色。
クラリネットCl.吹奏楽の主力楽器。
バスクラリネットB.Cl.低音域を担当。重厚なサウンド。
サクソフォンSax.種類によって略称が変わります。例:A.Sax.(アルト)T.Sax.(テナー)B.Sax.(バリトン)

金管楽器の略称

楽器名略称(英語)説明
トランペットTp. / Trp.メロディを担うことが多い、華やかな音色。
コルネットCor.トランペットより柔らかい音色。
ホルンHr. / Hn.包み込むような響きで中音域を支える。
トロンボーンTb. / Trb.スライド操作が特徴的な金管楽器。
バストロンボーンB.Tb.トロンボーンよりさらに低音担当。
ユーフォニアムEuph.美しい中低音でメロディも担う。
チューバTub.吹奏楽の低音を支える最重要楽器。

打楽器・その他の略称

楽器名略称(英語)説明
ティンパニTimp.音程のある打楽器。
スネアドラムS.D.小太鼓。リズムの基礎を作る。
バスドラムB.D.大太鼓。迫力ある低音。
シンバルCym.打ち合わせて響かせる金属製の打楽器。
グロッケンGlock.金属製の鍵盤打楽器。高く澄んだ音色。
シロフォンXyl.木製の鍵盤打楽器。明るい音。

なぜ略称を覚える必要があるの?

吹奏楽の編成表やスコア(指揮者用の楽譜)では、楽器名はスペース節約のために略称で表記されるのが一般的です。とくに、合奏練習時にパート表で指示を受ける際などは略称を知らないと混乱することも

略称を理解しておけば、以下のようなシーンで役立ちます。

  • 楽譜やスコアを読むとき
  • 合奏の指示を受けるとき
  • 編成表を確認するとき
  • 作編曲の参考にする場合

略称に慣れるコツ

  • パート名の略称付き楽譜で練習する
  • 編成表やスコアに目を通す
  • 楽器ごとの特徴も一緒に覚える

単に文字を覚えるのではなく、楽器の音色や役割とセットで略称を理解すると記憶に残りやすいですよ!


まとめ|吹奏楽の略称を知れば、もっとスムーズに楽しめる!

吹奏楽 楽器 略称」は、初心者にとってはややこしく感じるかもしれませんが、知っておくと練習や合奏がぐっとスムーズになります。この記事で紹介した略称一覧を参考に、自分の楽器だけでなく他の楽器の略称にもぜひ目を通してみてください。

楽器の名前や特徴を知ることは、音楽の理解を深める第一歩。これから吹奏楽を始める方、あるいは音楽をもっと楽しみたい方にとって、略称はきっと役立つ知識になるはずです!